オーディオ入門講座3:スピーカーの種類

スピーカー オーディオ入門講座
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クラブのアップテンポのハイな空間、カフェのしっとりとしたメロウな空間などの人にとって心地よい空間をつくり上げる音楽。それを楽しむためのスピーカーにもさまざまな種類があります。

トールボーイやブックシェルフといった形状で分けられるもの、Bluetoothスピーカーやスマートスピーカーといった機能で分けられるものなど、ユーザーの求める理想によってさまざまです。

この記事では、アンプを必要とするパッシブスピーカーとアンプを内蔵したアクティブスピーカー、プレイヤーを内蔵したスピーカーによってスピーカーの種類を解説します。

オーディオ入門講座3.1:パッシブスピーカー?アクティブスピーカー?ふたつの違い

ひと言にスピーカーと言っても種類はさまざまです。
スピーカーで音楽を楽しむために必要な装置は次の3つ。

  • プレーヤー(再生)
  • アンプ(音量アップ)
  • スピーカー(音の出力)

プレーヤーで音楽を再生して、アンプでボリュームを大きくして、スピーカーで電気信号を音へと変換して出力する。
蓄音器を除くすべてのオーディオ機器ではこの3つの装置を必ず使います。

このうち、アンプの機能も持たない純粋なスピーカーはパッシブスピーカー、アンプの機能も持つ機能的なスピーカーをアクティブスピーカー、すべての機能も持つワンストップのCDラジカセに大別できます。

パッシブスピーカーとは

プレーヤーやアンプを持たない純粋なスピーカーをパッシブスピーカーといいます。
スピーカーでは音の増幅は出来ないので、必ずアンプを用意して音楽を再生しなければなりません。

アンプとの組み合わせによってクリアにしたりゆらぎを加えたり音質の変化を楽しむことできるピュアなオーディオです。

パッシブスピーカーはスピーカーの形や大きさによって、次の3つの種類に分けることができます。に大別することができます。

  • ブックシェルフ型スピーカー
  • フロア型スピーカー
  • トールボーイ型スピーカー

アクティブスピーカーとは

音量の増幅装置(アンプ)を持たないパッシブスピーカーに対して、アンプを内蔵しているのがアクティブスピーカーです。アクティブスピーカーとスマホやラジオといったプレイヤーがあればすぐに音楽を楽しむことができます。

パッシブスピーカーにアンプを内蔵したものもあれば、バッテリーを内蔵したモバイルスピーカー、Bluetoothスピーカーなどさまざまな機能によって種類を分けることができます。
形状は関係なくアクティブスピーカーは、機能によって以下の3つに分けることができます。

  • アクティブスピーカー(イヤホンジャック)
  • Bluetoothスピーカー(モバイルスピーカー)
  • スマートスピーカー

プレイヤーの機能も持つアクティブスピーカー

CDラジカセやスマホをアクティブスピーカーと呼ぶことはありませんが、プレイヤー、アンプ、スピーカーのすべての機能を持つスピーカーの一種です。これ1台あれば、CDやラジオを再生できますが、一般的に音質は高くありません。

その他のアクティブスピーカー

これらもアクティブスピーカーの仲間なのですが、使用目的によって機能が異なるので別のスピーカーとして紹介します。

  • モニタースピーカー
  • サブ・ウーハー

オーディオ入門講座3.2:パッシブスピーカーの種類

パッシブスピーカーはアンプを持たない純粋なスピーカーです。機能で種類を分けることはなく、サイズや形状によって3つの種類に分けられます。

ブックシェルフ型

スピーカーと言えば思い浮かべるもっとも普及している小型スピーカーです。本棚にも入るサイズという意味からブックシェルフ(本棚)型と呼ばれています。本格的にオーディオを楽しむならスピーカースタンドを使って高さを確保するのが一般的です。ウーハーのサイズは最大でも16cm程度でしょう。

フロア型

床に直接置いて使う大型の機種がフロア型スピーカー。ウーハーのサイズ38cmといった超大型の機種もあるほどです。90年代までは主流のスピーカーでしたが、トールボーイ型の登場により近年では生産が少なくなっています。

トールボーイ 型

ブックシェルフ型を縦に長くしたような高さがあり横幅も細身のスピーです。スピーカースタンドは必要なく、床に直置きして使うことができます。8cmウーハーを搭載したスリムなタイプから16cmウーハーまでさまざまなサイズがあります。近年のハイエンドのスピーカーではトールボーイ型が主流です。

その他のパッシブスピーカー

壁掛けや埋め込み型のパッシブスピーカーもあります。他の3つが音楽の美しさを追求した形である一方で、壁掛け・埋め込み型のスピーカーは見た目をスマートに見せるためのスピーカーです。音楽の美しさでは箱(エンクロージャー)を持つスピーカーを超えることはありません。

オーディオ入門講座3.3:アクティブスピーカーの種類

パッシブスピーカーにアンプを内蔵したのがアクティブスピーカーです。
イヤホンジャックでつなぐものやbluetoothでつなぐもの、AIアシスタントを搭載したものなど、機能によって種類が分けられます。

アクティブスピーカー(イヤホンジャック・AUX)

パソコンやCDプレイヤーといった音楽を再生する機器をイヤホンジャックやAUX端子で繋げる機種を一般的にアクティブスピーカーと呼びます。パソコンにイヤホンジャックでつなげる小型のスピーカーが有名かと思います。

Bluetoothスピーカー(モバイルスピーカー)

スマホとの接続にBluetoothを用いて接続する最近の主流の小型スピーカーだと思います。バッテリーを内蔵している機種も多く、モバイルスピーカーの機能を持つ機種も多くあります。なかにはトールボーイ型のスピーカーにアンプとBluetoothの機能を内蔵した本格的なオーディオを楽しめる機種もあります。

スマートスピーカー

BluetoothスピーカーにさらにAIアシスタント(スマホと接続して音声で操作できる)機能を持った機能をスマートスピーカーと呼びます。音質面で優れた機種も多くありますが、小型の機種が多く本格的なオーディオを楽しめる機種はありません。

プレイヤー付きスピーカーの種類

これらはアクティブスピーカーと呼ばれることはありませんが、アクティブスピーカーにプレイヤーの機能を追加した機種であるため、この記事ではアクティブスピーカーの一種として紹介します。機能面では優れていますが音質に優れた機種はほとんどありません。

ラジオ

ラジオもチューナーとアンプ、ラジオを内蔵するスピーカーの仲間です。昔の真空管を使った真空管ラジオは今でも人気ですね。

CDラジカセ

CDやラジオ、カセットテープなどを再生する装置です。最近ではSANSUI名義で販売しているBluetoothラジカセなど意外な形で復活しているものもあります。

パソコン・スマートフォン

低出力の小型アンプとスピーカーを内蔵しておりスピーカーの一種だと言えますが、スマホとパソコンをスピーカーの仲間に入れることはほぼありません。小音量であればiPhoneなんか音質もなかなか優れているかと思います。出力の大きい音声を出せる機種はほとんどないかと思います。

その他のアクティブスピーカー

こちらもアクティブスピーカーの仲間なのですが、利用する目的によって名称が違うので別のスピーカーとして分けて紹介します。

モニタ・スピーカー

アーティストの作曲に使われることの多いスピーカーです。音のやわらかさやゆらぎなどを加えずにフラットな特性になるようにセッティングしているスピーカーです。

サブ・ウーハー

100Hz以下の重低音域を再生するための専門のスピーカーです。音としての深みが増すだけでなく、空気の振動を体に感じるほどに低音を強化します。サブ・ウーハー専用のアンプを内蔵しているアクティブ・スピーカーの仲間ですが、サブ・ウーハーだけで音楽を再生することはありません。

ギターアンプ

ギターの音量を増幅して出力するスピーカーをギターアンプと言います。音を増幅してスピーカーで出力する機能はアクティブスピーカーとの違いはありません。ステレオ機能を持たないので音楽再生のアクティブスピーカーとして使うことはありません。

まとめ

プレイヤー、アンプ、スピーカーを持つ種類やスピーカーの形状によってスピーカーの種類を分けました。なかにはスマホのようにスピーカーに分類しない機種も混じっていますが、音楽を楽しむことのできる機種としてスピーカーの一種に分類しています。

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