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ネット購入の前に!スピーカーのカタログスペックを見よう

スピーカー スペック オーディオのススメ
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インターネットでスピーカーを検索しているとさまざまなスピーカーに目を奪われることと思います。しかし、実際に音質を聞かずにスピーカーを購入しても良いのか迷われる方も多いのではないでしょうか。正直に言うと、自分で音をチェックせずにスピーカーを購入することは避けた方がいいのですが…ここでは最低限のスピーカースペックの見方を紹介します。スピーカー購入で失敗する前に必ずチェックしておいてください。

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カタログスペックで確認しておくべきチェック項目

  • インピーダンス
  • 寸法(キャビネット容量)
  • クロスオーバー周波数
  • 周波数特性

インピーダンス

ネットで購入できるスピーカーは一般的に8Ω以下であることがほとんであるため、そこまで気にせずに使うことができるでしょう。しかし、8Ωを超える場合はアンプ選びに注意が必要です。

使用するパワーアンプのインピーダンス値と適正のスピーカーを選ぶようにしましょう。

SONYのSTR-DH190のように適正なインピーダンス値をアンプの設定で切り替える必要がある場合もあるため、スピーカー入れ替え時は注意しなければなりません。

寸法(キャビネット容量)

パッシブスピーカーを選ぶ際は、スピーカーのサイズ感も重要になります。設置場所に適したサイズ感でなければ、音質の低下や見栄えの悪さなどの問題が起きる場合があります。スピーカーの周りに30cm程度の余裕がなければ、音はこもりやすくスピーカー本来の性能を引き出すことはできません。

ある程度のゆとりある空間を設けてスピーカーは設置しましょう。

また、キャビネット容量は低音域の増幅に重要な要素となることがあります。キャビネット容量が大きくなるほど低音域のゆとりが生まれることでしょう。トールボーイスピーカーの低音が優れていると感じるようにキャビネット容量の大きなスピーカーを選ぶことで低音域が楽しみやすくなります。

クロスオーバー周波数

クロスオーバー周波数とは、2way(ウーハーとツイーター)以上のスピーカーで表示される、高音域と低音域の音が交わるピーク値を表したものです。この数値を見ることで、ウーハーのハイカットがされているかどうかを把握することができます。

たとえば、3,000Hz前後のスピーカーの場合は、ウーハーにハイカットのコイルが内蔵されていることがほとんどです。仮にクロスオーバー周波数が5,000Hzといった小音域に偏っている場合は、ハイカット用のコイルが内蔵されていない可能性があります。

これらの違いによる音質の好みは人それぞれですが、一般的にはウーハーはハイカットされている方が音質は高いと言われています。ただし、クロスオーバー周波数が低ければ低いほど音質が向上するといったことはありえません。

ある程度の音作りの傾向は把握できますが、クロスオーバー周波数が音質の良し悪しを表すことはありませんので注意しましょう。

周波数特性

周波数特性とは、スピーカーの性能が低音域から高音域までどの程度出力できるか表した性能です。一般的に周波数特性が広い方が、低音が効いており高音域にゆとりがあることは判別することはできます。しかし、周波数特性が広いことが高音質であることを示すことはありえません。

ただ、よく音が鳴るスピーカーであることが理解できる程度です。また、そのほかに「能率」というスペックもありますが、能率が良ければ音質がよくなる訳ではありません。

スペックはチェックした方がいいが音質までは分からない

残念ながらカタログの情報からスピーカーの良し悪しを判別することはできません。結局は自分の耳で実際に聴いてみて好みの音質と出会うしかないのです。オーディオは人の感性に依存する機械であるためです。数値で音質の高さを表すことは未来永劫ありえないでしょう。

ただし、インピーダンスといったアンプで使っても問題ないか表す情報もあります。その点を守らなければ、最悪の場合は機械の故障にもつながるので、スペックは必ずチェックしておかなければなりません。

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