自宅にある古いスピーカー端子でもBluetoothを使ってスマホからワイヤレスで利用できます。しかもたった3,580円(2022年4月27日現在)で最新のBluetoothスピーカーよりも大きく迫力のある音を再生してくれるかもしれませんよ。この記事では、古い端子のスピーカーをBluetoothで利用する方法を説明します。
古いスピーカー端子を利用するために必要なもの
用意するのは次の3つです。
①古い端子(赤・黒)のスピーカー
②Bluetoothアンプ
③スピーカーケーブル
中古のスピーカーであれば1万円以内でBluetoothスピーカーを手に入れられます。
古い端子(赤・黒)のスピーカー
自宅にあるものやブックオフの中古スピーカーを数千円で購入できます。
スピーカーの仕組みは昔から変わりがないため、赤と黒の古い端子のスピーカーであっても最新のBluetoothアンプにつなぐことができます。
Bluetoothアンプ
数千円から数万円する機種までありますが、スマホから音楽を再生するだけなら3,580円の安いBluetoothアンプでも構いません。
スピーカーケーブル
自宅にケーブルがなければこちらのMOSTERのスピーカーケーブル(3m)が最安かと思います。
スピーカーの選び方
50年前に作られた古い端子のスピーカーであっても最新のBluetoothアンプにつなげて使えるため、中古でスピーカーを購入してもよいかと思います。
古い端子のスピーカーにもさまざまなメーカーがありますが、この記事では中古1万円以内で購入できるおすすめのスピーカーについて紹介します。
- ONKYO D-102シリーズ
- ONKYO D-202シリーズ
- ONKYO D-112シリーズ
- TEAC LS-H265
- タンノイ Mercury
新品で購入するならDALIがオススメ。
予算に余裕があるようであれば、DALI(ダリ)やWharfedale(ワーフェデール)もご検討ください。
アンプの選び方
アンプを選ぶには音質と機能、価格で選びます。
最安で済ませるなら中国製のELEGIANTまたはNobSound。
音質や機能へこだわりたい場合はマランツやDENONもおすすめ。
マランツ Marantz M-CR612
デノン Denon PMA-30
。
ケーブルの選び方
最安のMonsterでもいいかと思いますが、おすすめのケーブルはBELDENです。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
ELEGIANTのBluetoothアンプついて
最安のBluetoothアンプであるELEGIANTのBluetoothアンプについて紹介します。この機種はOEM(販売はメーカー名だが製造しているのは受注会社)製品であるため、ELEGINTとNobSoundのBluetoothアンプはたぶん同じ製品だと思います。
デジタルアンプなので安く小型化ができる
大型のアンプも多いですが、デジタルアンプであればこの機種のように手のひらサイズまでコンパクトにできます。
デジタルアンプには「省電力」で「効率よく」「安く」「大量」にアンプを作れる技術が詰まっているのです。
入力ソース
ELEGIANTのBluetoothアンプは2つの入力ソースしかありません。
- Bluetooth接続
- AUX(ライン入力)
Bluetooth接続
Bluetooth5.0に対応しているようです。スマホから無線で音楽を再生することができます。また、スマホのボリュームを調整することで手元で音量の強弱を調整できます(あらかじめアンプの音量を上げておく必要があります)。
AUX

イヤホンジャックで入力するステレオミニ端子です。テレビやスマホのイヤホンジャックから音声を出力できます。
安すぎるBluetoothアンプでも大丈夫?

安い機種だと音質の不安があるかと思います。
僕もこのBluetoothアンプを使っているのですが、10万円クラスのスピーカーでもクリアに鳴らしてくれるので充分な音質です。
商品ページに写っていないのですが、実はこの商品にはアンプ本体よりも大きなACアダプタがついています。
厚みもあるアダプタでBluetoothアンプ本体の3倍のサイズ感はありますね。
ノートPCのリチウム電池よりも大きいので、電源タップと一緒に物陰に隠して使うことのがよいと思います。
100Wの大出力なので地鳴りが起こるほど大音量にできる
ボリュームを最大まで上げると住宅を揺さぶるほどの大音量です。
僕はボリュームを抑えて最大ボリュームの10%で使っています。
自宅でひとりで聴くには1W程度で聴き取れる音量だと言われています。
100Wだと100人が集まる体育館の音源としても使えるほどの出力です。
かなりの出力の余裕があるアンプだと分かります。
音質はどうでしょうか?
よくも悪くも、癖のない音質です。
優雅さもなく、POPさもなく、ゆらぎ感もなく、クリアでシンプルです。
製品の差別化のために、オーディオメーカーではそれぞれの色を出すことがあります。
このBluetoothアンプは特色を出したアンプではなく、もっともシンプルな音に近いかと思います。
こちらの空気録音は、いやしのねいろ屋さんにてチューンアップしたスピーカーを使用していますが、BluetoothアンプにはELEGIANTを使用しています。
実際の性能についてはこちらを参考ください。
古い端子のスピーカーはBluetoothワイヤレス化できる
古い端子のスピーカーであっても、必要なものは、Bluetoothアンプとスピーカーケーブルのみです。3000円以下の中古スピーカーでも音圧の高い音を鳴らすことはできます。10万円クラスまで仕上げられた透明感のある音を安くお求めならいやしのねいろ屋までご相談ください。
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