過去に本記事で紹介した製品については、「技適マーク」を受けておらず日本国内では使用できない製品である可能性があります。そのため、過去に記載した文章については、一部を「取り消し線」で取り消しております。
【追記】取り消した製品と同じ型(OEM)だと思うのですが、技適マークを受けており正式に日本国内で使えるBluetoothアンプを見つけました!CLASSIC PRO (クラシックプロ) / DCP100は認証を置けているため、日本国内でも正式にBluetoothを使うことが可能です。
自宅にある古いスピーカー端子でも、スマホからBluetoothを使ってワイヤレスで利用することができます。しかも、たった3,999円(2023年3月現在)で、最新のBluetoothスピーカーよりも大きく迫力のある音を再生することができるかもしれません。この記事では、古い端子のスピーカーをBluetoothで利用する方法を説明します。
必要なもの:古いスピーカー端子を利用するために
必要なものは以下の3つです。
- 古いスピーカー(赤・黒の端子)
- Bluetoothアンプ
- スピーカーケーブル
中古スピーカーであれば1万円以内でBluetoothスピーカーを手に入れることができます。
古い端子(赤・黒)のスピーカー
自宅にあるものやブックオフの中古スピーカーを数千円で購入できます。スピーカーの仕組みは昔から変わりがないため、赤と黒の古い端子のスピーカーであっても最新のBluetoothアンプにつなぐことができます。
Bluetoothアンプ
スマホから音楽を再生するだけであれば、3,580円の安価なBluetoothアンプでも十分です。機種によっては数千円から数万円するものもありますが、必要性に合わせて選ぶようにしましょう。
中華製のBluetoothアンプは「技適マーク」を受けておらず、日本国内では利用が許可されていない場合があります。2024年8月現在で確認している「日本国内での利用が許可された」Bluetoothアンプでもっとも安価なのは、S.M.S.L A100です。
また、サイズ感は大きめですが、本格的なアンプであれば、国内メーカーのSONY STR-DH190もオススメです。
スピーカーケーブル
自宅にケーブルがない場合は、このMOSTERのスピーカーケーブル(3m)が最も安価な選択肢だと思います。
とりあえずケーブルに太さがあるため、低音域が滑らかになります。ただし、プッシュ式のスピーカーやアンプには太すぎるので注意が必要です。
また、10万円以上のスピーカーを使っていて、安価に音質面で優れたケーブルが欲しい場合は、BELDEN(ベルデン) 8470もオススメです。
スピーカーの選び方
50年前に作られた古い端子のスピーカーでも、最新のBluetoothアンプに接続することができます。そのため、中古のスピーカーを購入して使用しても問題ありません。
古い端子のスピーカーにはさまざまなメーカーがありますが、この記事では、中古で1万円以内で購入できるおすすめのスピーカーを紹介します。
- ONKYO D-102シリーズ
- ONKYO D-202シリーズ
- ONKYO D-112シリーズ
- TEAC LS-H265
- タンノイ Mercury
新品で購入する場合は、DALIがおすすめです。予算に余裕がある場合は、DALI(ダリ)やWharfedale(ワーフェデール)も検討してみてください。
アンプの選び方
アンプを選ぶ際には、もっとも重視するポイントは「技適マーク」の認証を受けているかどうかです。その上で、音質、機能、価格などを考慮する必要があります。最も安く購入するには、中国製のNobSoundが良いでしょう。中華アンプは「技適マーク」を受けていない製品も多く、日本国内での利用は許可されていない場合があります。
日本国内で利用できて、音質や機能を重視したい場合は、マランツやデノンがおすすめです。
SONY STR-DH190
マランツ Marantz M-CR612
デノン Denon PMA-30
ケーブルの選び方
Monsterの最も安価なケーブルでも問題ないと思いますが、おすすめのケーブルはBELDENです。詳しくはこの記事を参照してください。
NobsoundのBluetoothアンプついて
最も安価なBluetoothアンプであるNobsoundを紹介します。この機種はOEM製品であるため、NobSoundとHolikeのBluetoothアンプはおそらく同じ製品だと思われます。
デジタルアンプなので安く小型化ができる
大型のアンプもありますが、この機種のように手のひらサイズまでコンパクトにできるデジタルアンプもあります。
デジタルアンプには、「省電力」で「安価」に「大量」のアンプを作れる技術が詰まっています。
入力ソース
ELEGIANTのBluetoothアンプは、Bluetooth接続とAUX(ライン入力)の2つの入力ソースしかありません。
Bluetooth接続AUX(ライン入力)
Bluetooth接続
Bluetooth5.0に対応しているため、スマートフォンから無線で音楽を再生することができます。スマートフォンの音量を調整することで、手元で音量の強弱を調整することもできます(あらかじめアンプの音量を上げておく必要があります)。
AUX
イヤホンジャックに接続するステレオミニ端子です。テレビやスマホのイヤホンジャックから音声を出力することができます。
安いBluetoothアンプでも大丈夫?
安いBluetoothアンプには「技適マーク」が承認されていないことがあります。「技適マーク」がついてない機器については日本国内で利用することは許可されていません。そのため、本記事の情報については「取り消し」されている内容があります。
安価な機種だと音質に不安があるかもしれませんが、僕もこのBluetoothアンプを使用しています。10万円クラスのスピーカーでもクリアに鳴らすことができるため、十分な音質を持っています。
商品ページには写っていませんが、この商品にはアンプ本体よりも大きなACアダプタが付属しています。アダプタは厚みがあり、Bluetoothアンプ本体の3倍のサイズ感があります。ノートPCのリチウム電池よりも大きいため、電源タップと一緒に物陰に隠して使用することをお勧めします。
100Wの大出力なので地鳴りが起こるほど大音量にできる
ボリュームを最大まで上げると住宅を揺さぶるほどの大音量です。僕はボリュームを抑えて最大ボリュームの10%で使っています。自宅でひとりで聴くには1W程度で聴き取れる音量だと言われています
100Wだと100人が集まる体育館の音源としても使えるほどの出力です。かなりの出力の余裕があるアンプだと分かります。ボリュームを最大にすると、住宅が揺れるほどの大音量になります。僕は、最大ボリュームの10%で使用するようにボリュームを抑えています。
おうちで一人で聞く場合、1W程度の音量で聞き取れる音量だと言割れています。100Wは、100人が集まる体育館の音源としても使用できるほどの出力です。かなりの余裕のあるアンプであることがわかります。
音質はどうですか?
よくも悪くも、癖のない音質であり、優雅さやポップさ、ゆらぎ感もなく、クリアでシンプルです。
オーディオメーカーでは、製品の差別化のためにそれぞれの色を出すことがありますが、このBluetoothアンプは特色を出したアンプではなく、もっともシンプルな音に近いと思われます。
この空気録音は、「いやしのねいろ屋さん」でチューンアップしたスピーカーを使用しています。BluetoothアンプにはELEGIANT(Nobsoundと類似品)を使用しているので、ぜひ聴いてみてください。
また、Twitterには同じアンプとスピーカーを使用した著作権フリーの音源のレビューも投稿しています。
古い端子のスピーカーでもBluetoothワイヤレス化できる
古い端子のスピーカーでも、スマホから音楽を流すために必要なのはBluetoothアンプとスピーカーケーブルだけです。3000円以下の中古スピーカーでも、迫力のある音を鳴らすことができます。
もし10万円クラスの透明感のある音が欲しい場合は、「いやしのねいろ屋さん」にご相談ください。
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