この記事では、世界中のスピーカーの中から本当にオススメしたい部屋置きのBluetoothスピーカーを集めました。
1万円台の手頃な価格から20万円程度の本格的なアクティブスピーカーまで、プロが認めた高音質なBluetoothスピーカーを楽しみたい方に向けてこの記事を執筆しています。
地方の家電量販店では手に入れにくい、至高のBluetoothスピーカーをひとつの記事にまとめました。
1. DENON RCD-M41 + SC-M41
意外にも日本のBluetoothミニコンポが世界で注目されています。
馴染みやすいヨーロピアンサウンドを体現するDENONのミニコンポです。
DENONの特徴は高音、低音ともに聴きやすいバランスの良さ。
また、ヨーロッパのオーディオエンジニアとも協力しており、そのサウンドはヨーロッパのオーディオ雑誌であるWhat Hi-Fi? でも高い評価を得ています。
あくまで4万円クラスのミニコンポクラスの音質にはなりますが、CDやラジオなどの機能を搭載しながらそれなりのBluetoothスピーカーで聴きたい方にはDENONのミニコンポがオススメです。
ただ、個人的にはSONY STR-DH190とDALI SPEKTOR1 の組み合わせの方が好みかもしれません。
スピーカーならPork Audio MXT15 も気になるところです。
2. KEF LS50
独特な見た目が特徴のKEFのBluetoothアクティブスピーカーが世界で注目を集めています。シンプルで高音質に設計されているため、スマホを音楽プレイヤーとして楽しむにはもっとも似合うスピーカーでしょう。
お洒落な見た目からインテリアとしての評価も高い一品です。
3. KEF LSX
KEF LS50の弟分にあたるスピーカーLSXも世界から注目を集めています。
コンパクトな11.5cmウーハーながら部屋で音楽を流すには充分なサイズ感と言えるでしょう。
コンパクトでスタイリッシュにお部屋へフィットさせるならKEF LSXがオススメ。
4. Naim Mu-so Qb V2
日本では馴染みのない英国のオーディオメーカーnaimですが、英国のレコーディングにも携わるほど音楽に精通しているオーディオ・メーカーです。
1985年と2014年には英国女王賞を受賞するなど、輝かしい経歴を持っています。
強いこだわりを持つNaimが初めてワイヤレススピーカーに進出したのは2014年のMu-so。
そのMu-soを改良して誕生したMu-so2やMu-so Qbは世界でも注目されました。
5. REVO SUPERSYSTEM
REVOは2004年に誕生した英スコットランドのオーディオブランドです。
機能と品質を重視した音質は美しく、What Hi-Fi?でも高く評価されました。
また、世界三大デザイン賞でもある「レッド・ドット・デザイン賞」を2008年に受賞し、その後も受賞を続けているように、デザイン性も高く評価されています。
音質・品質・デザインのすべてに優れたワイヤレススピーカーがREVOのSUPERSYSTEM です。
残念ながらAmazonや楽天市場での取り扱いはないようです。
6. Bang & Olufsen Beosound Emerge
バング&オルフセンは、高級オーディオブランドとして知られるデンマークのオーディオ・メーカーです。
その音質の美しさだけでなく、デザイン性の高さからインテリアとしても好まれています。
Beosound Emergeの特徴は、本1冊程度のスタイリッシュなデザインです。
キッチンや寝室など、設置しても威圧感のない空間を作り上げることができるでしょう。
7. Marshall Woburn II
Marshallは、世界中のアーティストに知られるギターアンプのメーカーです。
決してHi-Fiサウンドを奏でる繊細な音という訳ではありませんが、ロックの再生にこれ以上に最適なスピーカーはありません。
元々がギターアンプの製造に長けていることもあり、小さなスピーカーながらライブハウスにいるような本格的なロックサウンドを楽しむにはMarshall以上のBluetoothスピーカーはありません。
2024年現在の取り扱いはMarshall Woburn ⅲのようです。
8. Marshall ACTON II
MarshallのBluetoothスピーカーの中でも手頃な価格で買える小型のスピーカーです。
Woburn II の弟分にあたるが幅26.0cm×高さ16.0cm×奥行15.0cmの大きさは部屋で聴くには充分な音質を届けることができるでしょう。
驚きなのは、スピーカーそれぞれに専用アンプを搭載しており、2ツイーター1ウーハーの3つのスピーカーとアンプを搭載しています。
専用アンプを搭載するメリットを簡単に説明すると、1台のスピーカーの中に3つのギターアンプを搭載しているようなイメージです。
それぞれがスピーカー1台分の能力を発揮できるため、音の分離が非常に優れています。
この価格帯ではありえない性能であるため、コストパフォーマンスにも優れていると言えるでしょう。
2024年現在の取り扱いはActon IIIのようです。
SONY SRS-XB33
わずか1万円代で購入できる音質ではありません。部屋全体に響かせるにはちょっと小さすぎると思いますが、机の上やベッドの棚に置いて近くで聴くには大迫力の低音を響かせます。
SONYのポータブルスピーカーの魅力は、ボイスコイルを磁性流体で支えるダンパーレスの構造です。
この磁性流体の仕組みにより、他社では実現できない滑らかな音質を実現しました。
番外編:Bluetoothスピーカーではないが…
最後に変わり種スピーカーとしてEgrettaの全方位スピーカーを紹介します。
Egretta エグレッタ スピーカー デスクトップサイズ 全方位スピーカー アクティブ PC 本格 「TS550F」 360°無指向性 アンプ内蔵モデル 光デジタル/USB/RCA (silver)
Egrettaは、広島県に本社を置く日本のオーディオ・メーカーです。
360°無指向性スピーカーは部屋のどこに置いても自然な音を再生することに優れています。
Made in JapanにこだわったEgrettaは、北広島町の特産品にもなっているため、ふるさと納税で購入することもできます。
世界には美しい音のスピーカーで溢れています
この記事で紹介したのはほんの一部ですが、すべて高音質でオススメしたいスピーカーばかりです。
価格帯によって部屋全体に響かせるのか、部屋の一角で聴くのか違いはありますが、ロックが得意なスピーカーであったり高級オーディオを思わせる音質であったりメーカーによって様々な顔を見せてくれます。
好みの違いこそあるでしょうが、この記事で紹介したスピーカーはどのメーカーを選んでも買って後悔のないスピーカーばかりです。
安くて失敗した音質のスピーカーを買うことを考えたら、性能の高いスピーカーを早めに買ってみるのもよいのではないでしょうか。
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