オーディオ入門講座1:オーディオシステムに必要な機器は何ですか?

オーディオシステム オーディオ入門講座
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オーディオは、スピーカーやアンプなどの機器を変えることで趣向の異なる音を楽しめるため、その魅力は広く知られています。

しかし、オーディオは幅広い分野であり、初心者にとっては何から始めたらよいのかわからないと感じるかもしれません。そこでこの講座では、オーディオ初心者向けにオーディオの基礎について教えます。

コンセプトは「安く、手軽に、いい音を楽しむ」ことです。

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オーディオ入門1.1:オーディオは音楽を鳴らす機械

オーディオは音楽を再生するための機器で、イヤホンやスピーカー、オーディオプレーヤーなどがあります。ジャズ、ポップ、ロック、クラシックなど、どのジャンルでも音楽を楽しむ人は多いでしょう。

最近では、100均スピーカーを改造してDIYスピーカーを作る人も増えています。高価な機器を手に入れることで素晴らしい音を楽しめますが、その世界は奥深く、なじみのない人が多くいるでしょう。

100万円のスピーカーと1万円のスピーカーで同じ音楽を聴き比べると、音や感情表現まるで異なることに気づきます。しかし、最高級のオーディオ機器は高価で、一般の人には手が届きません。

この講座では、ほんの少しのお金で、心が落ち着く音楽環境を自宅に整えるために、オーディオの基礎的な知識を紹介します。

オーディオ入門1.2:必要な3つの機器と目的

オーディオシステムには、主に以下の3つの機器とケーブルが必要です。それぞれ以下の目的で使用されます。

  • プレーヤー:音源を入力するために使用
  • アンプ:音量を上げるために使用
  • スピーカー:音を出力するために使用
  • ケーブル:各機器を接続するために使用

安価な100均のオーディオシステムであっても、数百万円のハイエンドなオーディオシステムであっても、これらの3つの機器は不可欠です。

オーディオ入門1.2:機器の役割

それでは、各デバイスの役割を見てみましょう。

プレーヤー

プレーヤーは音楽情報を取り出す役割を持ちます。CDプレーヤーはCDに記録されたデジタル音楽データを読み取り、音楽をステレオサウンドとして出力します。

プログラムソースとしては、CDやアナログディスクなどがあり、放送を受信するFM/AMチューナーや蓄音機も含まれます。プレーヤーの種類は多岐にわたり、電波受信からPC内のデータ再生まで対応しています。

ただし、プレーヤーだけでは音楽再生ができないため、アンプが必要です。

アンプとは

アンプの役割は主に音量を増幅することであり、「パワーアンプ」「メインアンプ」とも呼ばれます。CDやYouTubeなどお気に入りの音楽ソースを選択し、小さな音楽信号をはるかに大きく増幅して、最後にスピーカーで音を鳴らします。

プリアンプとは、入力ソースを切り替えることができるアンプの一種です。しかし、基本的に音量を上げるための装置はアンプであり、プレーヤーを切り替えたり音質を整えたりする機器はプリアンプと呼ばれます。

さらに、音楽の再生と音量の増幅を一体化させた「プリメインアンプ」も存在します。

パワーアンプ(メインアンプ)とは?

パワーアンプは、人の耳では聴き取れない微小な音楽を増幅するための装置です。オーディオシステムには必ず必要な機器であり、音の元となる電流を増幅してスピーカーへ渡す役割を果たします。

スマートフォンでの再生であろうとレコードでの再生であろうと、どちらの場合でもパワーアンプが音源を増幅し、スピーカーへ送ります。

プリアンプとは

プリアンプは、音楽ソースを切り替えたりイコライザシステムを搭載したりする機器など、音源を選択したり音質を変化させたりするための装置を指します。プリアンプで聴きたい音楽の色合いを決めて、音を増幅させるためにパワーアンプへ音楽データを渡します。

プリメインアンプとは

プリメインアンプは、パワーアンプ(メインアンプ)とプリアンプを一体化させた機械です。初心者や中級者の場合は、プリメインアンプを使用するのが一般的です。

ハイエンドユーザーは、セパレートタイプを使用して独立したプリアンプとパワーアンプで音楽の質を高める方法を使うことがあります。熱烈なユーザーになると、ステレオのパワーアンプを分離して、左右で独立した2つのパワーアンプを備えた大規模なシステムを構築する場合もあります。

スピーカーとは

スピーカーは、アンプより渡された音源を実際に音として出す装置です。アンプによって増幅された音源は、最終的にスピーカーを通してあなたの部屋へ美しい音楽を届けます。

現在、スピーカーの設置として主流なのは、小さなブックシェルフと背の高いトールボーイタイプです。トールボーイタイプはフロアスタンディングとも呼ばれます。

トールボーイタイプは床に置くことができ、スタンドが不要になるという利点があります。ブックシェルフはスピーカースタンドが必要で、出窓やラックに簡単に置くこともできますが、できるだけスタンドに置くのが正しい設置方法です。

スタンドによって音がどのように変化するのか、どのように配置すればいいのかは、別の記事で説明します。

オーディオケーブルとは

音楽を聴くためには、オーディオコンポーネントをケーブルで接続する必要があります。この際、信号の種類によって接続する端子やケーブルの形状が異なります。

音楽信号は上流から下流に流れ、プレーヤーの出力端子はアンプの入力端子に接続され、アンプの出力端子からスピーカーの入力端子に接続されます。

ただし、電気信号の電力は上流と下流で異なるため、RCAラインケーブルは弱い信号を処理するために上流で使用され、スピーカーケーブルはアンプで増幅された十分な電力を下流へ伝えるために使用されます。

「プレーヤー」「アンプ」「スピーカー」「ケーブル」がオーディオの基礎

どのオーディオシステムにも、3種類の機種とケーブルが含まれます。コンポやスピーカーが一体化しているものもありますが、高級な機種では一般的にセパレートになっており、音質が向上する反面、設置場所を多く取ることもあります。

また、スピーカーには密閉型、バスレフ型、トールボーイ型など、様々な種類があります。これらについてはオーディオ入門講座で簡単に学ぶことができます。

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